所有するマンションを売却するにも賃貸するにも、それぞれにメリット・
デメリットがありますので、どちらの選択肢が良いかの判断は最終的に
ご自身が決めることになります。
迷ったときの判断方法をお伝えする前に先ずは、「賃貸」と「売却」それぞ
れの主なメリット・デメリットを列挙してみます。
【賃貸のメリット】
・家賃収入が得られる
・資産として所有を続けられる
・将来的に自己居住用に使える
【賃貸のデメリット】
・空室リスクがある
・入居者募集・賃貸斡旋・退去立ち合い等賃貸管理コストを要する
・マンション管理費や修繕積立金等の負担がある
・固定資産税等の課税負担がある
・賃貸居住者の家賃滞納リスクがある
・賃貸居住者トラブルやクレームのリスクがある
・エアコン、トイレ、給湯器等設備老朽化修繕・交換費用を要する
・将来的な家賃下落リスクがある
・個人として毎年確定申告の必要がある
・収入が途絶えることがあっても支出は途絶えることがないリスクがある
【売却のメリット】
・まとまった高額の現金が得られる
・賃貸を続けるよりも売却は難易度が低い
・継続的なコスト負担やリスク負担がない
・自己居住用住宅売却の場合、不動産譲渡所得税の負担軽減がある
【売却のデメリット】
・現金と引換えに所有不動産が減る
・希望の時期に売却ができるとは限らない
・希望の価格で売却ができるとは限らない
・売り急いで安価に買い叩かれるリスクがある
・売却に伴うコスト負担がある
「賃貸」と「売却」それぞれの主なメリット・デメリットを列挙してみまし
たが、長期的にみると今後、マンションの価値がどうなっていくかは誰にも
予測することができない状況にあります。
分かっていることは、日本社会全体に暗雲を垂れこめている少子高齢化の
影響と、人口減少化の影響。
将来的に、賃貸住宅の借り手が少なくなっていくことを考えると、賃貸住宅
の空室が増えることも、家賃が下落することも、マンション売買価格が下落
していくことも十分に考えられます。
迷ったときの判断方法としては、終わりを思い描くことから始めることが
肝要です。
「マンション賃貸業に挑戦してみたい」との未来を思い描くだけでなく、
「最終的にどうしたい」という未来像を思い描くことで、ご自身にとって
最も良い判断ができることになります。
不動産価格が下落する前の今のうちに売却をしたいとのことであれば、
不動産(エール不動産)にご相談ください。
なるべく早く高く売却するためには、精力的に営業活動を続ける担当者に依
頼することが重要ですから不動産にご相談ください。
マンションを売るか貸すかどっち?迷った時の判断方法とは
任意売却