Column

コラム

家の売却を検討するならいつ?最適なタイミングとおすすめできないタイミングを解説!

高額売却
家を売却しようと考えている方の中には、いつがベストタイミングかわからず悩んでいる方もいるかもしれません。

そこで、今回の記事では、家を売却するタイミングについて、タイミングを見極めるポイントと、売却をおすすめできないタイミングをご紹介します。

□家を売却するタイミングはいつ?


ここでは、家を売却するタイミングを見極めるポイントを4つ解説します。

1:不動産価格の推移


家を売却する時は、不動産価格が上昇傾向にあるのか、下降傾向にあるのかを確認することからはじめましょう。

不動産価格指数や土地総合情報システムなどの公的データを参照することで、地域の不動産市場の動向を把握できます。

2:時期


一般的に、不動産の売却は2〜3月頃が活発です。
新年度に向けて、転職や入学・転勤などを検討する人が増えるため、住まい探しをする人も多くなるからです。
このタイミングを狙うなら、11〜12月頃から売却準備を始めるのがおすすめです。

逆に、7〜8月頃は、気温が高くなるため、引越しを検討する人が減り、売却が難しくなる傾向があります。

3:築年数


住み替えを検討している場合は、築10〜15年以内に売却するのがおすすめです。
築15年以上経過すると、不動産としての価値が下がる傾向があり、売却が難しくなる可能性があります。

特にマンションの場合、築10年を過ぎると大規模修繕工事の実施時期が近づきます。
修繕工事の費用や期間など、買い手にとって懸念材料となるため、売却価格に影響を与える可能性があります。

4:税金


売却によって利益が出た場合は、譲渡所得税が発生します。
税率は、所有期間によって異なり、所有期間が短いほど税率が高くなるため、売却前に税金面も考慮することが重要です。



□家の売却をおすすめできないタイミング


家を売却するのに最適なタイミングがある一方、売却をおすすめできないタイミングも存在します。

1:築年数・所有期間が5年以下の場合


築年数が短いほど高く売れるイメージを持つ方も多いですが、所有期間が5年以下の場合は、売却は控えることをおすすめします。
理由は、住宅ローンの残債と税金にあります。
住宅ローンを借りている場合、5年以下の物件は、ローン残高が売却価格を上回ってしまう可能性が高く、売却しても借金が残る可能性があります。

さらに、所有期間が5年以下の場合は、5年以上所有している場合と比べて、譲渡所得税率が高くなります。
売却によって利益が出ても、税金によって利益が減ってしまう可能性が否めません。

2:不動産価格が不利な場合


不動産相場が下落している時期は、売却は控えましょう。
高い価格で売却することは難しく、売却によって損失を被る可能性があります。
経済状況や市場動向をよく分析し、不動産価格が上昇する兆候が見られるまで待つ方が賢明です。

3:ローン金利が高い場合


ローン金利が高い場合は、売却によって返済額が増えてしまう可能性があります。
金利が低い時期に売却することで、返済額を抑え、売却後の生活を安定させられます。


□まとめ


この記事では、家の売却タイミングを見極める4つのポイントと、売却をおすすめできないタイミングについて解説しました。
売却前に、不動産価格の推移・時期・築年数・税金の4つのポイントを総合的に判断し、売却をおすすめできないタイミングを避けることで、後悔のない売却を実現できます。

売却は人生における大きな決断です。
この記事を参考に、慎重に検討し、最適なタイミングで売却してください。

静岡の不動産売却はA.L.不動産にお任せください

キービジュアル