不動産取引は日常の食品や生活必需品の買い物などとは異なり、高額であっ
たり、権利関係が分かりにくかったりすることから、売主買主間の売買の
意思表示と売買契約の締結と不動産取引の決済とは分けて執り行うことを
慣習としています。
このため買主が見つかったら即日住宅の売買代金を受け取って住宅を引き渡
して住宅の売却が終了するということにはなりません。
家(土地、建物など不動産)の売却代金の入金されるタイミングに関して、
不動産取引の実務では不動産の所有権移転と売買代金の支払いとを同時履行
の関係にあるものとして取引を決済しています。
権利関係が複雑なこともある不動産取引を安全に決済するため、不動産登記
の専門家である司法書士に権利関係を確認していただいたり、取引決済の場
に立ち合っていただいたりしています。
家の売却代金はいつ入金される?タイミングとリスクを解説します
不動産売却の豆知識